がん治療の選択肢を広げる「がん遺伝子パネル検査」
プレシジョン検査
(PleSSision®検査)
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がん遺伝子パネル検査とは?

いままで、がんの治療(薬物治療)には、がんが起きている臓器ごとに決まった薬が使われるのが一般的でした。

しかし、がんは、私たちの体をつくっている細胞の中の、がんに関連する遺伝子の変異により起きていることがわかってきました。

そして、いま、1人ひとりの遺伝子の変異に合わせ、より効果が期待できる治療薬を選ぶことができるようになってきました。

がんに関連する遺伝子の変異を調べて、変異に合わせたより効果的な薬を選んで治療する『がんゲノム医療』。

効果的な治療薬にたどりつく選択肢を広げるのが、『がん遺伝子パネル検査』です。



がん遺伝子パネル検査って知ってる?

  • プレシジョン検査(PleSSision検査)イメージ図B:がんゲノム医療は、がん遺伝子を調べて、一人一人違うがんの原因(遺伝子変異)に合った最適な薬を処方する新しい治療方法です。全国の11カ所のがんゲノム医療中核拠点病院と34か所のがんゲノム医療拠点病院、それらと協力する161カ所の連携病院連携病院で検査・治療を行うことができます。プレシジョン検査(PleSSision検査)は、約600種類あるとも言われているがんの発症に関係する遺伝子の変異(変化)を調べられる検査です。
  • がん遺伝子パネル検査

    いままで、がんの治療(薬物治療)には、がんが起きている臓器ごとに決まった薬が使われるのが一般的でした。しかし、がんは、私たちの体をつくっている細胞の中の、がんに関連する遺伝子の変異により起きていることがわかってきました。

    ◆一人ひとりにあった薬で治療するがんゲノム医療

    • 同じ臓器のがんでも患者さんごとに、変異が起こっているがんに関連する遺伝子の種類や変異の仕方が異なる場合や、違う臓器のがんでも、変異が起こっている遺伝子が同じ場合があることなどがわかってきました。がんの原因である、がんに関連する遺伝子の変異に合わせて、効果的な薬剤(分子標的薬)を選択し治療するのが、がんゲノム医療です。

    ◆一度に100種類以上のがんに関連した遺伝子を調べる

    • がんに関連する遺伝子は、現在100種類以上みつかっていて、日々研究が進み、その種類も増えています。いままでの分子標的薬を使った薬物治療では、遺伝子の変異は1つひとつ調べられてきましたが、がんゲノム医療で行われる検査では、複数のがんに関連した遺伝子を一度に調べ、どの遺伝子にどのような変異があるのかを検査します。

    ◆治療効果が期待できる薬を探す

    • 生体検査や手術により採取した病理組織(病理検体)と血液検体からDNAを抽出し、一度にがんに関連する遺伝子を解析し、遺伝子の変異を特定することで治療効果が期待できる推奨薬剤を探す検査が「がん遺伝子パネル検査」です。

    がん遺伝子パネル検査で、一人ひとりに合った効果的な治療法を選択することができる可能性が広がります。

対象となる患者さん

  • 全ての固形がんが対象になります。
  • がんと診断された方を対象にしています。
  • 保険診療の場合、一般的には固形がんの方で、標準治療がない(原発不明がん・希少がんなど)、標準治療が終了している、もしくは終了が見込まれる方で、検査後に選択された薬物治療に適応できるだろうと主治医が判断した方に適用されます。
  • 自由診療の場合、検査に使える病理検体があるなど検査の条件がそろえば受けられます。
  • がんの治療は、多くの場合、がんの状態(発症部位などがんの種類、がんの大きさ、性質、広がり、進行の程度など)と患者の年齢や体力・体調、既往症の有無など、病期と患者の状態によって最も効果が期待される治療法、検査を総合的に判断して選択することになります。
  • 詳しくは、主治医、がん相談支援センターなどにご確認、ご相談ください。
注:本検査は、がんに罹患しているかどうかのリスク診断は出来ません。

検査を受けて役立つこと

治療の選択肢が広がる

  • 検査を受けて役立つこと1:がんの個性がわかる

    がんの個性がわかる

    がん細胞に見られる遺伝子の異常が明らかとなり、がんの個性がわかる可能性があります。

  • 検査を受けて役立つこと2:効果的な治療薬の情報が得られる

    効果的な治療薬の
    情報が得られる

    治療効果が期待できる国内で承認済の治療薬の情報が得られる可能性があります。

    治療効果が期待できる国内で臨床試験(治験等)中の治療薬の情報が得られる可能性があります。

  • 検査を受けて役立つこと3:治験の情報が得られる

    治験の情報が得られる

    治療効果が期待できる国内未承認、海外で承認済みあるいは臨床試験(治験等)中の治療薬の情報が得られる可能性があります。

プレシジョン検査(PleSSision検査)とは?

プレシジョン検査(PleSSision検査)』は、三菱スペース・ソフトウエアが提供する『がん遺伝子パネル検査』サービスです。

がん遺伝子パネル検査には、適用基準を満たせば受けられる「保険診療」と、条件がそろえば受けられる「自由診療」があります。

「プレシジョン検査(PleSSision検査)」は、国が指定するがんゲノム医療連携病院などをはじめ全国の医療機関で、自由診療として受診することができます。

「プレシジョン検査(PleSSision検査)」には、160種類のがん関連遺伝子を対象とした「PleSSision160検査」と、
ヒトの全遺伝子(約2万遺伝子)を対象とした「PleSSision Exome検査」の2種類があります。

「プレシジョン検査(PleSSision検査)」の受診を考えている方は、まずは主治医にご相談ください。



がん遺伝子パネル検査「プレシジョン検査(PleSSision検査)」

  • プレシジョン検査(PleSSision検査)イメージ図B:プレシジョン検査(PleSSision検査)は、160遺伝子から20,000遺伝子のゲノム情報を一度に解析して、がん発症の要因となる遺伝子の変異を解析する、がん遺伝子パネル検査です。胃がん、大腸がん、乳がん、肝臓がんなどの多くの固形がんが対象になります。がんと診断された方は、全国約30か所の医療機関で受診することができます。 プレシジョン検査(PleSSision検査)イメージ図A:プレシジョン検査(PleSSision検査)は、160遺伝子から20,000遺伝子のゲノム情報を一度に解析して、がん発症の要因となる遺伝子の変異を解析する、がん遺伝子パネル検査です。胃がん、大腸がん、乳がん、肝臓がんなどの多くの固形がんが対象になります。がんと診断された方は、全国約30か所の医療機関で受診することができます。
  • プレシジョン検査(PleSSision検査)

    プレシジョン検査(PleSSision検査)には以下の2種類があります。

    ◆PleSSision160検査

    • がんの発症に関連した160遺伝子を対象とした検査です。
    • 十分な検体の量が得られない場合でも対応可能です。
    • 遺伝子変異に加えて、コピー数異常、変異負荷量の予測が可能です。

    ◆PleSSision Exome検査

    • ヒトの全遺伝子(約2万遺伝子)を対象とした検査です。
    • (がんの発症に関連した160遺伝子を含みます。)
    • 遺伝子変異に加えてコピー数異常、変異負荷量の検出も行います。
    • PleSSision160検査では見つけられない遺伝子変異の情報を得られる可能性があります。
    • 最新の研究で判明したがんに関連する遺伝子(免疫関連遺伝子など)の情報を得られる可能性があります。

検査実績

がんの発症に関わる
遺伝子変異の検出率

188/205症例

効果的な治療薬の選択につながる
遺伝子変異の検出率

121/205症例

三菱スペース・ソフトウエア株式会社調べ
2016-2018年のPleSSision 160検査実績205症例中、遺伝子異常が検出されたのは188症例、そのうち薬剤推奨につながる遺伝子異常が検出されたのは121症例でした。

検査が受けられる医療機関

プレシジョン検査(PleSSision検査)を受ける

対象となる患者さんは、医療機関にて病理組織学的検査を受け、
悪性腫瘍(がん)と診断されているか、または、現在、悪性腫瘍(がん)の治療が行われている方々です。

プレシジョン検査(PleSSision検査)の流れ

  • 相 談

    プレシジョン検査(PleSSision検査)の受診を検討されている方は、まずは主治医にご相談ください。

    ・「がん遺伝子パネル検査について詳しく知りたい」、「プレシジョン検査の受診をしたい」など、まずは現在治療を担当されている医療機関の主治医にご相談ください。
    ・主治医と相談できない場合は、全国にあるがんの相談窓口「がん相談支援センター」や、がんゲノム医療、がん遺伝子パネル検査を行っている医療機関の外来にご相談ください。
    ※プレシジョン検査(PleSSision検査)を受けられるお近くの医療機関はここを参照してください。

  • 検査の予約

    検査のご予約をいただき、受診のための準備を行います。

    ・検査を受ける医療機関を決め、検査の予約、受診日程の調整を行います。
    ・受診の日程が決まれば、病理検体の送付(準備)を行います。(医療機関が連携して行います。)
    ※病理検体がない、病理検体が古い(過去の罹患時の検体)などの場合は、新たに採取する場合もあります。

  • 受 診

    ご予約いただいた医療機関で指定日時に外来を受診してください。

    ・指定の受診日に検査を受ける医療機関に出向き、担当の医師から検査の説明を受け、同意書への署名、検査費の支払い等を行います。
    ・血液検体の準備(採血)をします。
    ・病理専門医が、病理検体と血液検体の評価を行い、検査の可否を判断し、検体を検査会社に送り、検査を開始します。
    ・プレシジョン検査(PleSSision検査)の検査費用についてはここを参照してください。

  • 検査の実施(医療機関のステップ)

    病理検体と血液検体からDNAを抽出して検査を実施します。

    ・病理検体と血液検体からDNA(デオキシリボ核酸)を抽出します。
    ・次世代シーケンサーを用いて、遺伝子解析を行い、高速コンピューターを用いて、遺伝子の変異の検出等を行います。
    ・どの遺伝子がどのような変異をしているかなど解析報告書を作成します。
    ・専門家会議(Cancer Genomic Board(カンファレンス))にて、推奨される治療薬について検討します。
    ※Cancer Genomic Board(カンファレンス):がん治療専門医、病理医、遺伝子診断医、薬物療法専門医、検査技師、バイオインフォマティシャンなどで構成するがんゲノム医療の専門家会議。

  • 検査結果の説明

    検査の結果およびそれに基づく推奨となる治療法をご説明します。

    ・検査医療機関から、検査結果説明の外来予約日の連絡があります。
    ・検査医療機関に出向き、がん遺伝子パネル検査の結果説明とそれに基づく治療法の提案を聞いてください。
    ・今後の治療法が決まりましたら、主治医とよくご相談の上、治療に臨んでください。

  • 検査結果を受け、以後の治療に臨んでください。

    ・がん遺伝子パネル検査を行っても、効果が期待できる治療薬の選定ができない可能性もあります。
    ・がん遺伝子パネル検査結果に基づいて治療を行っても、十分な治療効果が得られない可能性もあります。

検査後の治療について

  • 現在、保険で認められた標準治療を行っている患者さんは、その標準治療が優先され、本検査の結果に基づく治療は全ての標準治療が終了した後の選択肢として考慮されます。
  • 本検査の結果、その後の治療の選択肢には治験を含む場合もあります。
  • 本検査の結果によっては、その後の治療が自費診療になる場合もあります。
  • 本検査を実施しても、治療薬の選定に有用な情報が得られない可能性もあります。
  • 本検査の結果に基づいて治療を行っても、十分な治療効果が得られない可能性もあります。
  • 本検査は、あくまで主治医の判断に必要な情報を提供するものであって、検査の結果が、主治医の判断よりも優先されることはありません。

注:本検査は、がんに罹患しているかどうかのリスク診断は出来ません。

検査の費用

プレシジョン検査(PleSSision検査)の
種類と費用

種類 特長 検査遺伝子数 検査期間 検査費用(自費)
PleSSision160検査 がんに関連する遺伝子を対象とした検査 160遺伝子 4~6週間程度 50~80万円(税込)(※)
PleSSision Exome検査 全遺伝子を対象とした検査 約20,000遺伝子 6~8週間程度 100~120万円(税込)(※)

検査費用は医療機関によって異なります。詳しくは各医療機関にお問い合わせください。
また、本検査は健康保険(公的医療保険)の使えない自費診療になりますが、がんゲノム医療も補償する「自由診療保険メディコム」にご加入の方は支払い対象になる場合があります。
メディコムについては、セコム損害保険株式会社にお問い合わせください。

検査に必要なもの

PleSSision160検査

  • 診療情報

    ・疾患名、ステージ、原発巣、病理診断名、現病変、検体採取部位、検体の種類
    ・がんの診療に関する臨床経過(手術、化学療法など)
    ・家族歴の有無(有の場合は、がんの種類)

  • 検 体

    がん組織(※1)の検体および血液( PAXgene DNA採血管 2.5mL)

    採取後3年以内、がんの含有率30%以上(CNVを検出する場合は50%以上)のFFPE検体。詳細は以下の通り。


    ■生検組織の場合
    ① HE標本1枚+未染色標本4枚(厚さ5㎛;病理組織像の確認に使用します。免疫染色用コートガラスを使用して下さい。)
    ② パラフィンロール(厚さ10 ㎛ ;DNA抽出に使用します。 5-6枚まとめてチューブに入れて下さい。)

    ■手術材料の場合(※2)
    ① HE標本1枚+未染色標本4枚(厚さ5 ㎛ ;病理組織像の確認に使用します。免疫染色用コートガラスを使用して下さい。)
    ② 未染色標本5枚(厚さ10 ㎛ ;DNA抽出に使用します。ノンコートガラスを使用して下さい。)

    手術材料は5x5 mm角以上の大きさの検体を指します。また複数ブロックがある場合は、腫瘍量の最も多いブロックでの標本作製をお願いします。

PleSSision Exome検査

  • 診療情報

    ・疾患名、ステージ、原発巣、病理診断名、現病変、検体採取部位、検体の種類
    ・がんの診療に関する臨床経過(手術、化学療法など)
    ・家族歴の有無(有の場合は、がんの種類)

  • 検 体

    がん組織(※1)の検体および血液( PAXgene DNA採血管 2.5mL)

    採取後3年以内、がんの含有率30%以上(CNVを検出する場合は50%以上)のFFPE検体。詳細は以下の通り。


    ■手術材料の場合(※2)
    ① HE標本1枚+未染色標本4枚(厚さ5 ㎛ ;病理組織像の確認に使用します。免疫染色用コートガラスを使用して下さい。)
    ② 未染色標本5枚(厚さ10 ㎛ ;DNA抽出に使用します。ノンコートガラスを使用して下さい。)

    手術材料は5x5 mm角以上の大きさの検体を指します。また複数ブロックがある場合は、腫瘍量の最も多いブロックでの標本作製をお願いします。

個人情報の保護

患者さんの御名前や検査結果など、個人を特定できる情報が漏えいすることがないように、個人情報の保護には十分な配慮を行います。

プレシジョン検査(PleSSision検査)の紹介事例

プレシジョン検査(PleSSision検査)は、がんの原因遺伝子を特定して一人ひとりに最も効果的な治療薬を提案する、
最新のがんゲノム医療の重要な役割を担うがん遺伝子パネル検査としてさまざまなメディアに紹介され、注目されています。

◆2016/5/15 日本経済新聞
「がん投薬治療 遺伝子で選ぶ 変異突き止め「適剤適処」」
... 次世代シーケンサーと呼ぶ解析装置を使い、患者のがん遺伝子の変異を迅速に調べて最適な薬を選ぶゲノム(全遺伝情報) ... 従来はがん遺伝子を1個ずつ調べていたが、同大が三菱スペース・ソフトウエアと共同で開発したがん遺伝子解析 ...


◆2017/02/26 プレジデント
三菱が仕掛ける治療革命「ビッグデータでがんが治る」
... その遺伝子の変異がどこにあり、またどのような変異なのかを独自に開発したソフトを活用したシステムで大量のデータを解析し、治療薬として最適な分子標的治療薬の候補を医師に対して提示するのが三菱スペース・ソフトウエアの ...


◆2017/11/04 日本経済新聞
「がんゲノム医療、慶大病院が専門外来」
... 慶応義塾大学病院は、がん患者のゲノム(全遺伝情報)を調べて効果の高い治療薬を投与する専門外来を月内にも開設する。がんに関わる160種類の遺伝子を調べ、変異に合う薬を選ぶ。「がんゲノム医療」と呼ぶ治療 ...


◆2018/10/01 日本経済新聞
「三菱電機系など、最適な抗がん剤選別 全遺伝子解析で 慶大で実施」
... 三菱電機系の三菱スペース・ソフトウエア(東京・港)と筑波大学、産業技術総合研究所は共同で、がん遺伝子の解析から患者に最適な抗がん剤を見つけ出す技術を開発した。人が持つ約2万個のがんに関連する遺伝子を調べ、4週間後には医師と患者へ情報を提供する。慶応義塾大学病院が10月末にも患者向けに診断を始める。 ...


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